webエッセイ講座 ①エッセイとは
こんにちは、エッセイストの君野ユウです。
私はnoteというプラットフォームを通じてエッセイを発信しています。
作品としては日常の普遍的なものをテーマに扱い、作品であり読み物であることを意識して執筆しています。
そこでwebエッセイを発表する上で身につけた知識や、気をつけていることをこちらのブログで載せたいと思います。
これからエッセイを書こうとする人にとってなんらかの手助けになれれば幸いです。
思いついたことを随時書いていこうと思うのでよろしくお願いします。
初回のテーマはこれです。
エッセイとは
一言にエッセイと申しましてもなかなかピンとこないかと思います。
なぜなら私がエッセイストと名乗る上で「エッセイって何?」「エッセイとコラムの違いって何?」という質問をよく受けるからです。
ふむふむ。その気持ち分かります。
文章に限らずどのジャンルでもカテゴリーを細分化しすぎなのです。
音楽にしてもそうでロックひとつ取ってもメロコア、パンク、ハードコア、ハードロック、スクリーモ、メタルなどなど。
時代とともに変遷していくので仕方ないのですが、明確な違いを知っていないと人によって捉え方は違います。
ライターの種類
ロックの話はさておき、ライターの種類をここで明確にしておきましょう。
ライター、つまり物書きですね。記事、原稿、作詞いわばwriteする人は全てwriterと言って間違い無いでしょう。
ブロガー
ブログを書く人。ブログで日記をつける人もいますが、一般的によく言われるブロガーとは主に知識や経験を発信している人です。周りに見てもらう前提でブログを書いている人ですね。
主婦の毎日のお弁当日記や、今回のようにwebエッセイ講座というのは知識や経験を発信したものとなっています。
アフィリエイター
ブロガーと混同されやすいのです。アフィリエイターはアフィリエイトする人です。
アフィリエイトとは商品を紹介して、その紹介料として報酬をもらうことです。その記事内で知識や経験を書くのでブログと混同されやすいのです。
しかし、ブログとは目的が違います。
ブログは知識や経験を発信することに対して、アフィリエイトは商品を買ってもらうことが目的です。
小説家
小説家は小説を書く人です。短編長編。ミステリーやノンフィクションとこれまたジャンルは様々です。
プロだろうとアマチュアだろうと小説を書く人は小説家です。小説の説明はここではよろしいですかね?物語を書く人ですね。
作詞家
作詞家は作詞をする人ですね。これも説明不要かと思います。歌に乗せる歌詞です。目で見る文章ではなく音で聴く文章なので他のライターとはまた違ったアプローチになります。韻を踏んだり、リフレインをしたり、同音異義語で遊ぶこともできます。また曲中に収めなければいけないので、曲によって文字数の制約が違います。
コラムニスト
コラムを書く人。コラムとエッセイは混同されやすいですが一般的にはその区別はありません。しかし私の中では明確に分けています。
コラムは時事問題、批評、流行的なものを書いています。イメージしやすいのが社説ですね。新聞の1ページ目のやつです。
エッセイスト
エッセイを書く人です。エッセイの定義も曖昧なのですが、随筆と言われるやつです。自由文なので特に縛りはありません。コラムと混同されやすいですが私の中では分けています。
エッセイは批評や流行ではなくエンターテイメント性を持った作品を書いています。数年後に読んでも通用する文章でないといけないと思っています。
以上のように6つのライターを紹介しましたが、これらを大まかに二つに分けることができます。
それは
作品として読み物の文章
情報としての見せる文章
です。いったいどういうことでしょうか。次回は「作品として読み物の文章と情報として見せる文章」を書きたいと思います。乞うご期待。